ネイルスクールの費用は?プロになるための相場と、安く確実に学べる方法を紹介!
2023/08/01
「ネイリストになって手に職を付けたい」と思った時、どんな方法で学ぶかはもちろん大切ですが、それと同じくらいスクール費用がいくらかかるのかも気になるポイント。
K-twoネイルスクールへ見学会に来られる方からも、必ず質問されます。
まず一般的な答えとしてざっくりとお答えすると、費用は数万〜200万円ほど。
目指すゴールが趣味程度だったり、一流のネイリストだったりと、目的によって学ぶ内容も料金も変わってきます。
この記事では、プロのネイリストになることを目指してスクール探しをしている方に向けて
- ネイルを学ぶ方法
- それにかかる費用
- 確実にプロになるためにおすすめの方法
を紹介していきます!
ネイルを学ぶ方法は4つ
かなり大きく分けてになりますが、ネイルを学ぶ方法は
- 美容専門学校
- 通学ネイルスクール
- オンラインネイルスクール
- 通信
以上の4つに分けられます。
費用が大きくかかる順に、それぞれ詳しく説明していきますね。
1.美容専門学校
【200万円以上】
一番費用がかかる方法が、美容専門学校のネイルコース専攻です。
学費は一年間で最低でも100万円以上。
そして専門学校なので、必ず卒業までに2年間は通うことになります。
ざっくり見積もっても、2年で約200万円ほど。
メリットは、学校によってはアイラッシュの技術やサービス業の基本が学べるなど、美容全般の色々な知識・技術が習得できるという点ですね。
ただ、「ネイリストになりたい」という目的で考えると、遠回りになるのも事実です。
プロのネイリスト目線で見た時、「ここまでかけなくていいかな」というのが正直なところです。
2.通学ネイルスクール
【数万円〜100万円】
専門学校ではなく、ネイルに特化したスクール。
JNA認定校や、ネイリストが個人で主催しているお教室があるため、金額に開きがあります。
その中でも、プロになるための基準とされる「JNECネイリスト技能検定2級」の合格を目指したJNA認定スクールの場合、40万円〜80万円ほどが相場となります。
通学制スクールの場合、ネイリストという同じ目標を持った仲間ができたり、プロのネイリストである先生と直接繋がりが持てるのは大きなメリット。
一緒に切磋琢磨する仲間ができることで、勉強のモチベーションを保てるし、就活の相談もできてスクールライフが楽しくなります。
3.オンラインネイルスクール
【数万円〜80万円】
Zoomなどのテレビ電話を使い、講師から画面越しに直接指導を受ける方法。
こちらも通学制と同じく、ネイリストが個人的に行っている講座や、JNA認定校が行っているものがあります。
基本的に学べるカリキュラムは通学と同じですが、費用は通学より安い傾向にあり、JNA認定校でも相場は20万円〜80万円ほど。
その中でも、プロとしてJNA2級を目指すのであれば、50万円ほどになります。
▶ K-twoネイルスクールのオンラインコース費用を詳しく見る
通学制と比較した場合、交通費やランチ代もかからないため、金額差の合計は授業料以上。
画面越しに実技を講師に見てもらい、わからないことがあればその場で質問ができますので、変な癖が付く前に直してもらえるのは大きなメリットです。
ただオンライン講座は、注意点も。
コロナの流行に伴い急速に普及したため、まだスクールごとに授業の質や検定合格の実績に、差が出やすい傾向があります。
スクール選びは慎重に決めたいところです。
▶オンラインのネイルスクールでプロになれるの?どこよりも詳しくカリキュラムを解説!
4.通信
【5万円〜40万円】
送られてきた教科書・DVD・道具を使って、自宅で学びます。
課題をやったら本部に送り、添削したものが後日返送される形で進んでいきます。
費用面で見れば一番安く済ませられる方法なので、皆さん一度は検討されるのではないでしょうか?
ただ正直なところ、プロになるというゴールをお持ちであれば、通信制はおすすめできないのが本音です。
講師から直接指導を受けられないデメリットがとても大きく、変な我流の癖が付きやすいので、検定試験の合格率がグッと下がってしまいます。
実際にK−twoネイルスクールには、通信科で学んだけれど挫折してしまい、結局当スクールの通学やオンラインに再度入校される方が毎年いらっしゃるのです。
買い換えが必要な道具を使っていることも多く、かえって費用が高くついてしまうことも。
実は以前は、K-twoでも通信制を運営していました。
ですが、「最短で確実に即戦力を育てる」という目標に対して通信では不可能と判断し、廃止となったのです。
廃止した経緯をまとめた記事もありますので、通信を検討されている方は是非参考に読んでみてください。
▶【なぜ?】ネイルスクールの通信講座を廃止!おすすめしない理由は!?
以上が4つの方法で、それぞれかかる費用です。
次に、スクール授業料以外でもかかる費用について紹介していきます。
スクール費用以外でかかるものは?
授業料以外でも、
- 道具代
- 検定試験の受験料
- 交通費
などがかかってくることを念頭に置いておきましょう。
この3つのうち、道具と受験料について詳しく説明していきますね。
道具代
【20〜30万円】
受験する検定試験のレベルによって、どんな道具を使うかも変わってくるため、費用には多少の開きがあります。
コットンやペーパーなどは100円ショップで安く済ませれば良いですが、ニッパーなどの道具は最初からプロ仕様のものを買って、働きだしてからも慣れたものを使い続けられるようにするのがベストです。
技術にも差が出てしまうので、道具はプロが勧めたものを使うことをおすすめします。
検定料
有名な検定試験に、
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定 があります。
それぞれ持っていると求人応募や集客にも役立つため、K-twoでもこの2つの試験対策を行っています。
それぞれの費用はこちら。
JNECネイリスト技能検定試験
- JNECネイリスト技能検定3級:6,800円
- JNECネイリスト技能検定2級:9,800円
- JNECネイリスト技能検定1級:12,500円 ※全て税込み
JNAジェルネイル技能検定試験
- JNAジェルネイル技能検定初級:9,900円
- JNAジェルネイル技能検定中級:13,200円
- JNAジェルネイル技能検定上級:16,500円 ※全て税込み
検定試験は飛び級ができないため、2級を目指す場合は3級から順番に取得する必要があります。
結論!安く抑えつつ、確実にネイリストになるならオンラインがおすすめ
以上を踏まえて、 長年のスクール運営を経て「最短で確実に即戦力のネイリストを育てる」という目線で考えた時、当スクールでは通学とオンラインが最適な方法と考えています。
そしてその中でも、「費用面を少しでも安く抑えたい」という方におすすめしているのは絶対にオンライン!
やっぱり一番のメリットは、講師に実技を見てもらい、直接指導が受けられることです。
ネイルに限らず、わからないことがあった時その場で「わかりません。」と質問して、疑問を解消していくことはとっても大切。
通学と授業のカリキュラムは同じですし、通信の時に起きてしまっていたデメリットを埋めることもできるようになりました。
ただ先程も話した通り、オンラインの習い事はコロナ禍で急速に成長しているので、発展途上のスクールも多数存在します。
入校後に後悔しないために、スクールの見極めポイントを紹介していきますね。
オンラインスクールを選ぶ5つのポイント
オンラインスクールを選ぶポイントとして
- JNA認定校であること
- 就職サポートがあること
- 資格保証制度があること
- 試験対策ができること
- 既に卒業してネイリストになっている生徒の実績があるかどうか
以上が大事な見極めポイントになります。
特に1。
JNA認定校を選ぶのはとても大切で、授業の質が一定以上保たれている保証にもなりますし、認定校で学んでいることが求人応募の際も有利に働きますので、まず選んで損はないと言えます。
費用面に関しては、認定校であれば教育ローンを利用することもできますので、例えばK-twoネイルスクールの場合は月々の支払いは3000円〜のコースも。
費用面は決して無視できるものではありませんし、少しでも安く済むならその方が良いと思います。
でも、金額面だけで決めてしまうとかえって高くついてしまったり、ネイリストになる夢自体を諦めてしまう選択になりかねません。
ご自身にとって最適な方法が見つかることを願っています!