安いネイルスクールに要注意!後悔しないために料金以外で抑えておきたいポイントは?
2023/08/11
「今からネイルの勉強をしたい!」とスクールを探し始めた時、どうしても気になるのが費用の問題。
少しでも安く抑えられる方が良いと思うのは当然ですよね。
ただ”ネイルスクール”とひと言で言っても、カリキュラムや取れる資格はスクールによって様々。
実はどのスクールで学ぶかによって、ネイリストとしての選択肢の幅が大きく変わってきます。
実際K−twoネイルスクールには、途中で他のスクールを辞めて、当スクールに再入校する生徒さんが毎年必ずいらっしゃるのです。
生徒さん達のほとんどが見学会の際に「最初は値段だけで決めてしまった。」と相談に来られます。
このように、しっかり内容を確認しないで決めてしまうと、安さに惹かれて選んだはずなのに、かえって高くつく結果になりかねないのです。
この記事では、
- 安さだけで選んで後悔したこと
- ネイルスクールの種類や違い
- スクール選びによって変わる今後の選択肢
- スクールを決める際に抑えておきたい5つのポイント
について解説していきます。
これからネイルスクールを探そうと思われている方は、ぜひ参考にしてください。
安さに惹かれて入校!入ってから後悔したこと
まずは、生徒さんたちから直接聞いた実体験をまとめて紹介していきます。
- 先生の独自の癖が、検定試験の時には減点対象になっていた。
- 先生自身も網羅的な知識が無く、明確な答えが返ってこない時が多々ある。
- 先生自身も資格は取得していないため、検定試験の対策について相談できない。
- 先生自身もサロン勤務せず即独立した為、就活について相談できない。
- 安さに惹かれて入ったはずなのに、学びながらドンドン追加料金がかかっていった。
- 通信制を選んでしまい、技術が思ように取得できない。
再入校される生徒さんからは、こういった声をよく耳にします。
これは、ネイルスクールの開講自体には”必要な資格や経験”など、明確な基準が必要無いために起きてしまうことがほとんど。
- サロン勤務の経験が無い
- 検定試験を受けたことが無い
という人も、開講するだけならできてしまうんです。
特に最近は、SNSやHPでそれっぽく見せることができてしまうため、まだネイル業界未経験の生徒さんがそこを見極めるのは難しい環境になっている気がしますね…。
ちゃんとした手続きを持って開講したスクールであれば、入学希望者用の資料や見学会などを準備しているところがほとんどです。いきなり決めてしまう前に、そういった情報集めの時間を取って検討してみてください。
また、しっかりスクールの資料が揃っていたとしても、安易にオススメできないのが上記にも挙げた「通信制」。
講師から直接教えてもらえないロスは想像以上に大きく、即戦力となる実力を付けるにはかなり困難です。
実は以前はK-twoネイルスクールでも、費用を抑えたい方を対象に通信制の指導を行っていました。
しかしどうしても、直接実技の指導無しでは当スクールの掲げる「短期間で即戦力となるネイリストを育てる」という基準を満たすことが難しいと判断。
通信コース自体を廃止したほどです。
▶【なぜ?】ネイルスクールの通信講座を廃止!おすすめしない理由は!?
また、コース料金自体は安く見えるように表記されているけど、学びながらオプションとして次々に追加料金がかかることもあるので要注意です。
受ける授業を細かく選択していくよりも、最初から最後まで一貫したカリキュラムを受講し、全部でいくらかかるのか明確になっている状態で決められることをオススメします。
ネイルスクールの種類
さて、ネイルスクール選びに失敗しないために、まずはどのような種類のスクールがあるのかを説明していきます。
ネイルスクールには大きく分けて2つ。
- 個人のネイリストが独自で開講しているもの
- JNA認定校
があります。
JNAというのは日本ネイリスト協会のことで、協会の定めたカリキュラムや指導者、施設環境などの項目をすべて満たしたスクールだけが、認定校として認められています。
ここからさらに
- 通学制
- 通信制
- オンライン
と、最近はコロナ禍の影響もあり、様々な学習環境の選択肢が生まれてきました。
費用が安いのは?
かかる費用としては、通学>オンライン>通信の順に安くなっていることが多いです。
ただ、通信でも何十万もするスクールもあるので、一概には言えないところ。気になるスクールがあればそれぞれ問い合わせて確認するようにしましょう。
目的やカリキュラムの違い
スクールごとに目的には違いがあり、ざっくりと以下の3つに分けられます。
- 趣味のセルフネイルを楽しむ人向けスクール
- プロのネイリストになる人向けスクール
- 「ジェルのみ」「アートのみ」「オフのみ」など、特定の技術に特化したスクール
2つ目に挙げた”プロを目指すスクール”の中にも、資格取得に向けたカリキュラムを組んでいるところと、そうでないところがあります。
資格を取るならJNECかJNAがオススメ
資格について少し触れましたが、ネイルの資格にも”ネイリストなら誰でも知っている有名なもの”から、”個人の先生が作った独自のディプロマを発行するもの”など、色々な種類があります。
どれも正解・不正解と一概には言えませんが、当スクールでは
- JNECネイリスト技能検定
- JNAジェルネイル技能検定
生徒さんにはこの2つの資格取得を勧めています。
その理由は、ネイルサロンへの就職やご自身で独立する際に有利になるのはこの2つで、持っていれば一定以上の技術があるという証明になるためです。
誰も知らないような無名の資格ですと、採用や集客の際にはあまり役に立たないことが多いのが正直なところ。 せっかくなら、今後のネイリスト人生に役立つものを取得したいですよね。
資格の重要性についてまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
▶ネイルに資格は必要?ネイリストになってわかった意外なメリット
スクール選びや取得資格で変わる、ネイリストとしての選択肢
どのスクールで学ぶかによって、今後のネイリストとしての選択肢も大きく変わってくると言えるほど、スクール選びは大切です。
具体的には、
- JNA認定校を出ていると、その先にJNA認定講師の道がある
- JNAやJNECの資格を保持していれば就活や独立後も有利になる
- 資格手当で給与がUPすることもある
など、初めての就活の際はもちろん、この先のキャリアアップにも関わってくるほど。
近年ではJNECネイリスト技能検定が着々と有名になってきたことから、お客さん側も1級ネイリストを指名するようになってきたため、集客面でも影響しています。
認定講師は、JNA認定校出身者じゃないとなれない!
また、今後ネイルのお仕事をしていく中で、お客さんに対して施術を行うよりもネイリスト育成の指導者に活路を見出すことだってあるでしょう。
その時意外な壁となってつまずくのが、JNA認定校で学んでいたかどうか。
もし認定を受けていないスクール出身だと、認定講師の試験を受けることもできないのです。
スクールを決める際に抑えておきたい5つのポイント
以上のお話を踏まえて、これまで1万人以上のネイリストを育成してきた当スクールから見た、ネイルスクール選びの際に大切なポイントを5つ紹介します。
それがこちら。
- JNA認定校であること
- 直接講師に指導してもらえる環境であること
- 検定試験対策ができること
- 就職サポートを受けられること
- 費用がHPやスクール資料に明確に記載されていること
この5つのうちどれが一番と言えないほど、どれも重要なポイントです。
せっかく時間とお金をかけ、プロのネイリストを目指すのであれば、5つすべてを満たしていることが大切。
冒頭でお話したとおり、料金だけで決めてしまい、かえって高くつく結果になりかねないのはあまりに残念です。
それどころか、思うように実力が付いてこず、ネイリストの夢自体を諦めてしまう人だっているのが現実です。
しっかりと内容が伴った環境で学べば、着実にネイリストへの道を歩めるので、ぜひ5つのポイントを意識してスクール選びをしてみてください。
当スクールの見学会で、校舎や授業の様子をレポートした記事もありますので、興味がある方はぜひご覧ください!
▶【体験談】ネイルの学校を見学!名古屋にあるk-twoネイルスクールってどんなところ?
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